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春秋戦国志(上) (講談社文庫)

春秋戦国志(上) (講談社文庫)

安能務

講談社 / 1991-11-05

累計読者数3
平均ハイライト数 6件/人
推定読了時間 約5時間24分
star総合評価 35/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 21%

この本について

仕事でも人間関係でも、「力の使い方」がよく分からなくなる時があります。強く出すぎても反発されるし、引きすぎても流されるだけだし、どこでバランスを取ればいいのか迷う。僕自身、立場や役割が変わるたびに同じ壁にぶつかっています。 『春秋戦国志(上)』を読んで感じたのは、昔の権力者たちの動きが、いまの悩みとまったく無関係ではないということでした。権力の「権」が本来は分銅の意味で、バランスを整えるために右へ左へ動く存在だと知ると、力というものが“押しつけ”ではなく“調整”でもあることが腑に落ちます。また、善人か悪人かよりも、「乱世を泳ぎきる力と知恵があるか」が問われるという視点は、職場での振る舞いを考えるときにも妙に現実的で、自分が何を身につけるべきかが見えやすくなりました。そして、物事を陰陽の相補性として捉える考え方に触れると、対立に見えるものも状況次第で裏返るという感覚が身につき、判断の幅が少し広がります。 歴史物としても読みごたえがありますが、日々の決断に手がかりが欲しい人にとっては、思った以上に実用的です。特に「力を持つ側の心理」を知りたい人には刺さるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

中国故事名言の9割以上を産んだとされる春秋戦国時代は、また、国家形態の原型が造られ、諸子百家などすぐれた思想家を輩出させた、世界的に稀有な時代でもあった。その550年を軽妙につづる、出色の歴史物語。本巻は東周王朝成立から、管仲、鮑叔が大活躍する斉桓公の「覇王時代」までを描く。(全3冊)
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