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農政改革 行政官の仕事と責任 (日本経済新聞出版)

農政改革 行政官の仕事と責任 (日本経済新聞出版)

奥原正明

日経BP / 2019-07-23

累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約3時間52分
star総合評価 16/100
boltライト読書型
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この本について

仕事でも日常でも、「結局、動ける人とそうでない人の差って何なんだろう」と考えることがあります。特に組織にいると、仕組みや制度のせいにしてしまいたくなる瞬間がある一方で、現場では工夫して前に進んでいる人もいる。そのギャップにモヤモヤする人は多いと思います。 この本で印象的なのは、抜粋にもあるように、農業の世界でも自分で販路を切り拓いたり、加工や輸出に踏み込んだり、外から人材を引きつけたりする経営者が確かに存在していると描かれていることです。農政という大きな制度の話をしつつも、「現場が動くと行政も変わるし、逆もある」という関係性を具体的に見せてくれるので、ただの理想論では終わりません。行政官の視点から、制度がどこまで現場の背中を押せるのか、そして現場側がどう制度を使いこなしていくのかという、両方向のリアリティがあるところが読みどころでした。 仕組みや環境のせいで動けない気がしていた自分にとっては、「工夫して動く人がいる」という事実そのものが視点の転換になりました。制度を正しく理解することで、現場の可能性を広げられる場面もあるし、逆に制度の限界を見極めることで、自分の動き方がクリアになることもあります。 現場と制度のあいだで足が止まりがちな人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

☆強い既得権、しがらみが存在する産業領域をどのように変えていけばよいのか。農協改革をはじめ、行政官として、数々の改革に携わった前農水事務次官の著者が、自らの体験を語る。 ☆経済・社会環境の大きな変化など、改革が必要な状況にあって、どのように政策が立案され、利害関係者や政治との折衝など、具体的なルール、制度となっていくプロセスも詳細に語られる。また、さまざまな改革や政策策定における行政の役割も併せて明解に解説する。 ☆農政は、まさに国民の暮らしに直結する分野。これまでの改革、さらに今後の日本の農林水産業のあり方についても明示する本書は、農業、行政関係者、研究者のみならず、広く読まれるべき一冊である。
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