
福岡市長高島宗一郎の日本を最速で変える方法
高島宗一郎
日経BP / 2021-05-28
累計読者数12
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推定読了時間 約3時間8分
star総合評価 64/100
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この本について
仕事で何か新しいことをやろうとすると、制度の壁とか、よく分からない「力学」にぶつかって足が止まることが多いですよね。自分の努力だけじゃ変えられないものに囲まれている感じがして、どう動けばいいのか分からなくなる時があります。そんなモヤモヤに触れてくれるのが、この本でした。 特に刺さったのは、「変えられない理由の正体」が意外なほど具体的に描かれているところです。たとえば、実証実験を進めようとしても、35年前の通知がブレーキになる現実や、自治体ごとに権限と動きやすさが全く違うという話。スタートアップが育ちにくいのは精神論ではなく構造の問題なんだと、腑に落ちました。また、福岡市で試されているスマートシティづくりが、単なる最新テクノロジーの導入ではなく、見守り、移動、エネルギーといった生活の土台をどう再設計するかという視点で語られていて、「街を変える」をより現実の行動としてイメージしやすくなります。 そして何より、地方こそが日本を変える余白を持っているという視点は、閉塞感のある日々に少し風を入れてくれます。行政に売り込むときは首長の考えを調べた方がいい、というような、明日から使えるリアルな助言が混ざっているのもありがたいところでした。 行政とか都市開発とか、普段は遠い話に感じているけど、「自分の仕事がどこにつながっているのか」を知りたい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
今こそ必要な「日本の変え方」を解き明かす。 「なぜ日本は変わらないのか?」「新型コロナ感染症に対するワクチンや給付金といった対応がなぜ遅いのか?」「超高齢化時代に立ち向かう実用的なDX戦略とは何か?」「ビジネスを社会実装するにはどうすればいいのか?」「データ連携の時代に、日本はどう備えれば良いのか?」。こんな疑問を抱えている人は今すぐこの本を手に取るべきだ。 コロナで浮き上がってきた様々な日本の課題へ立ち向かうため、地方自治体という“現場”で10年に渡って改革の旗を振るってきた筆者が、地方行政の実績をベースに日本を最速で変える方法を解き明かす。 若干36歳で市政へ挑戦し、既得権を打破しながら福岡市で取り組んできた「スタートアップ」「規制緩和」の裏側を紹介するとともに、日本再興のカギを握る「データ連携」「有事対応」を重点的に掘り下げ、新たなる時代を作る実践的な解決法を提示する。デジタル庁、既得権、行政DX、スマートシティ、ワクチン問題など日本の今後を握る課題へ大胆に切り込んだ。
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