
システムインテグレーション崩壊 ~これからSIerはどう生き残ればいいか?
斎藤昌義
この本について
SIに関わっていると、「なんで毎回こんなに不毛なやり取りになるんだろう」とか、「仕様決めって、そもそもこのやり方でいいのか?」みたいなモヤモヤが溜まっていきますよね。ユーザー企業との綱引きや、現場最適に寄せすぎたプロセスのしわ寄せ、そして形骸化した契約モデル…。自分も長くここで迷ってきたので、読者の方が保存していた抜粋を見て、刺さるポイントがすごくよく分かりました。 この本は、SIの問題を感情論ではなく、構造としてきちんと整理してくれるところが助かりました。たとえば、工数見積もりと瑕疵担保がどう相互不信を生むのかが、現場の光景そのままの説明で腑に落ちますし、現場最適を積み重ねてきた日本企業の強みと弱みがどうITで詰まるのかも、具体的なシーンで描かれています。また、レベニューシェアのような「利益相反を減らす仕組み」の可能性を、夢物語ではなく、どこに負荷が乗るかを含めて書いてくれるのが現実的でした。 アジャイルの話も、よくある精神論ではなく、「もともと日本のものづくりから生まれた」という文脈で捉え直せるので、現場の温度差に悩む人ほど視点が変わると思います。文化や組織構造の違いまで踏み込んでいるので、単に手法の比較では終わりません。 特に刺さるのは、「今のSIの空気感に限界を感じているけど、じゃあ何を変えればいいのか分からない人」。自分も読みながら、小手先ではなく、構造の話から考え直すきっかけになりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
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斎藤昌義 and 後藤晃

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マッキンゼー 変革期の体質転換戦略 2014年新装版 大前研一books>Kenichi Ohmae business strategist series (大前研一books>Kenichi Ohmae business strategist series(NextPublishing))
大前 研一、千種 忠昭
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