
アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント
平鍋健児 and 野中郁次郎
株式会社 オーム社 / 2023-04-03
この本について
仕事でプロジェクトを回していると、「結局、何を基準に進めればいいのか」「仕様通りに作ったはずなのに、なんで喜ばれないんだろう」といったモヤモヤがつきまといます。やるべきことは多いのに、チームとしての手触りがどこか噛み合わないまま時間だけが過ぎていく感じ、僕もずっと抱えていました。 この本は、アジャイルやスクラムを“プロセスの名前”としてではなく、知識を育てるための考え方として扱っています。スプリントごとに動くものを作りながら学習を積み上げるという発想は、仕様ではなくビジネスの効果を軸に判断する視点を取り戻してくれました。また、プロダクトオーナーを一人に絞る理由や、レトロスペクティブでまず良かったことから話す意味など、日々の現場で「なぜこれをやるのか」が腹落ちする説明が多いのもありがたいところです。 もう一つ印象に残ったのは、組織文化まで含めてプロセスを変えていく必要があるという姿勢です。管理する側とされる側ではなく、チームが自分たちで改善していく構造をどう作るか。そのための透明性や、タスクを細かく動かすリズムづくりなど、現場での小さな行動がどこにつながるのかが具体的に語られています。 今の進め方に漠然とした違和感がある人、特に「ウォーターフォールの限界は感じるけど、アジャイルが何を変えるのかはまだ掴めていない」という人にはかなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの47%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK
西村直人, 永瀬美穂, and 吉羽龍太郎

スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術 (早川書房)
ジェフ サザーランド and 石垣 賀子

Sprint: How to Solve Big Problems and Test New Ideas in Just Five Days (English Edition)
Jake Knapp、John Zeratsky、Braden Kowitz

エッセンシャル スクラム
Kenneth S. Rubin、岡澤 裕二、角 征典、高木 正弘、和智 右桂

アジャイルサムライ――達人開発者への道
JonathanRasmusson, 西村直人, 角谷信太郎, 近藤修平, 角掛拓未, 西村 直人, and 角谷 信太郎
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要