
精密への果てなき道 シリンダーからナノメートルEUVチップへ
サイモン ウィンチェスター、梶山 あゆみ
早川書房 / 2019-08
累計読者数3
平均ハイライト数 5.3件/人
推定読了時間 約9時間22分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 23%
この本について
仕事でも生活でも、「どこまで丁寧にやるべきか」で迷うことがよくあります。細部にこだわると終わりが見えないし、かといって雑にいくと後で痛い目を見る。この本を読んでいて、あの揺れって昔から続いているんだな、と妙に腑に落ちました。 『精密への果てなき道』が面白いのは、「精密さ」が技術者だけの話ではなく、人の暮らしそのものをどう変えてきたのかが感覚的にわかるところです。たとえば、靴の「公差」が1センチある世界と、蒸気機関の0.1インチを実現しようとした世界。そのギャップを知ると、精密さって意識の問題でもあるんだなと感じます。また、正確度と精密度の違いの話は、仕事の手戻りや成果物のバラつきにそのまま置き換えられる視点でした。さらに、機械化に反発する職人たちの葛藤も描かれていて、精度を上げることは同時に「自分の役割が変わる」重さを伴うんだと、妙に身に覚えがある感覚をくすぐられます。 「丁寧にやりたいけど、どこまで追い込むべきか迷う人」に静かに刺さる本です。精密さの歴史を知るというより、細部と向き合う自分の姿勢を見直すための一冊として読めました。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
産業革命期に生まれた精密概念を高みに引き上げた技術者や企業の奮闘を描きながら、微細の極限を目指す知られざるドラマを綴る技術史。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




