
竜馬がゆく(一) (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋 / 2023-08-24
累計読者数35
平均ハイライト数 9.2件/人
推定読了時間 約3時間34分
star総合評価 52/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 23%
この本について
人と会うたびに気後れしたり、「自分なんて…」と勝手に身を縮めてしまうときってありませんか。頭では堂々としていたいのに、現実はなかなかうまくいかない。僕も同じで、場に入るたびに妙な緊張を抱えてしまうタイプです。ただ、竜馬の言葉や周囲の人物の目線に触れていると、その縮こまり方が少しずつ変わっていきました。 竜馬が人を前にしても平然としていられた理由は、度胸というより「相手を必要以上に大きく見ない視点」を持っていたからだと感じます。相手を夫人とふざける姿に置き換えてしまえ、というあの独特の比喩は、現代の人間関係にも妙に効いてきます。また、弁舌より魅力が人を動かす、という周囲の証言も刺さるところで、自分を飾り立てようと力むよりも、腹の底から出てきた言葉で向き合えばいいのだと思えてきます。 そして何より、この巻の竜馬はまだ「途上」の存在として描かれていて、迷ったり、父の死で立ち止まったりしながら、それでも前に踏み出していく。完璧さではなく、不器用なまま動くことで世界が開けていく感じが、いまの生活や仕事のモヤモヤにもそのまま重ねられました。 肩に力が入りすぎている気がする人、もっと自然体で人と向き合いたい人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
江戸で開催!天下一剣術大会 江戸へ戻ってきた竜馬のもとに“父の死”の知らせが届く。二度目の土佐から江戸へ旅立つ際、今生の別れになると覚悟をしていた竜馬だったが気持ちの整理が追いつかない。その父の死に向き合うため道場にこもりきりで修業にはげんだ結果、北辰一刀流最高位の大目録皆伝を得る。その矢先、江戸で諸流対抗の剣術大会が山内容堂公の肝煎で200年ぶりに行われることとなった… 司馬遼太郎の傑作歴史小説を原作にし、坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第5巻。 父の死を超えてーー。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要






