
竜馬がゆく(三) (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋 / 2023-08-24
累計読者数12
平均ハイライト数 12.2件/人
推定読了時間 約3時間34分
star総合評価 62/100
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この本について
仕事でも日常でも、「自分の軸で動きたいのに、つい周りの基準に引っぱられる」という感覚、けっこうありますよね。議論に勝っても何も変わらないのにムキになったり、誰かのやり方を“正解”として追いかけてしまったり。頭ではわかっていても、心がついてこない時期が僕にもあります。 『竜馬がゆく(三)』を読んでいると、そのモヤモヤが少し整っていく瞬間があるんです。竜馬の「議論しない」姿勢や、「自分の舞台は自分で作る」という考え方は、いまの私たちが抱えがちな、他人基準に振り回される感覚を静かにほどいてくれる。勝ち負けや体裁を一度手放すと、自分が本当にやりたい動きが見えてくるんだな、と腑に落ちます。 もうひとつ大きかったのは、竜馬の“空”のような在り方です。技術より中身、策より器。抜粋にもありますが、生死すら計算に入れず志に向かう姿は、決して勇ましいだけではなく、迷いながらも前に出る人間くささがあります。清河のように才能にあふれていても人への愛情が足りないと道を誤る、という対比も、妙に現実的で刺さりました。 周囲の期待や評価より、「自分で自分の舞台を作りたい」と感じている人には、とても静かに効いてくる巻だと思います。竜馬の言葉がそのまま正解になるわけではないけれど、いま抱えている迷いを扱う手つきが、少し変わります。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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出版社による紹介
江戸で開催!天下一剣術大会 江戸へ戻ってきた竜馬のもとに“父の死”の知らせが届く。二度目の土佐から江戸へ旅立つ際、今生の別れになると覚悟をしていた竜馬だったが気持ちの整理が追いつかない。その父の死に向き合うため道場にこもりきりで修業にはげんだ結果、北辰一刀流最高位の大目録皆伝を得る。その矢先、江戸で諸流対抗の剣術大会が山内容堂公の肝煎で200年ぶりに行われることとなった… 司馬遼太郎の傑作歴史小説を原作にし、坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第5巻。 父の死を超えてーー。
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