
竜馬がゆく(六) (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋 / 2023-08-24
累計読者数12
平均ハイライト数 4.7件/人
推定読了時間 約3時間34分
star総合評価 50/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも人間関係でも、「自分はどう動けばいいのか」「この場で何をすべきなのか」が読めずに立ち止まることってありますよね。相手の懐に入るのがうまい人を見ると羨ましいし、逆に自分が空回りしていると、何がいけなかったのかさえわからなくなる。僕もよくそういう状態になります。 『竜馬がゆく(六)』を読んでいて強く感じたのは、竜馬たちがやっていることは結局「場を読む」「人を見る」「時機をつかむ」という、今の仕事にもそのまま通じる営みだということです。たとえば、竜馬が年配者との距離を測りながら話題の節度を調整していたり、下関の物価差を調べ尽くして商機をつかんだり、あるいは“人に賭ける”側の気持ちを具体的に描いていたりする場面は、読みながら自分の働き方を自然と振り返らされます。大きな志を語りながらも、実際にやっていることは地味な観察と試行錯誤の積み重ねで、その姿勢が妙に現実的なんですよね。 特に刺さるのは、「時運を読む」という発想が、勢いではなく状況理解から生まれているところです。いまできることと、まだ手を出すべきでないこと。その線引きをどう考えるかは、現代の僕らにもずっとつきまとうテーマだと思います。 歴史や維新が好きな人だけじゃなく、「仕事の判断基準を自分の中に作りたい人」にしっくりくる巻です。
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出版社による紹介
江戸で開催!天下一剣術大会 江戸へ戻ってきた竜馬のもとに“父の死”の知らせが届く。二度目の土佐から江戸へ旅立つ際、今生の別れになると覚悟をしていた竜馬だったが気持ちの整理が追いつかない。その父の死に向き合うため道場にこもりきりで修業にはげんだ結果、北辰一刀流最高位の大目録皆伝を得る。その矢先、江戸で諸流対抗の剣術大会が山内容堂公の肝煎で200年ぶりに行われることとなった… 司馬遼太郎の傑作歴史小説を原作にし、坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第5巻。 父の死を超えてーー。
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