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ネットは社会を分断しない (角川新書)

ネットは社会を分断しない (角川新書)

田中 辰雄 and 浜屋 敏

KADOKAWA / 2019-10-10

累計読者数3
平均ハイライト数 6.3件/人
推定読了時間 約3時間25分
star総合評価 43/100
boltライト読書型
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この本について

ネットを見ていると、なんでこんなに攻撃的な言葉ばかり目に入るんだろう…と、うっすら疲れてしまうことがあります。自分も気づかないうちに偏った情報だけを見ているんじゃないか、と不安になる瞬間もあるし、「結局ネットが社会を壊してるのでは?」という雑な結論に逃げたくもなる。でも、その直感に少し距離を置けたのが、この本でした。 面白いのは、著者たちが「分断しているのはネットではなく、もっと別のところにある」と淡々と示していくところです。たとえば若い世代より、むしろネットを使わない中高年のほうが政治的に分極化していたり、SNSでも実際には4割くらいは自分と反対意見の人と接触していたり。データを見ていくと、「ネットのせいにしていた部分」が少しずつほどけていきます。個人的には、相手と合意できなくても理解はできる、という視点がかなり救いになりました。たしかに、議論ってそれだけで十分意味があるんですよね。 ネットの雰囲気に飲まれやすい人や、「社会が荒れている理由」をついSNSの構造に求めがちな人にはとくに刺さると思います。感情的な議論を横目に、どう距離を取りながら関わればいいかを考えたいときに手元に置いておける一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

罵詈雑言が飛び交い、生産的な議論を行うことは不可能に思われる現在のインターネット。しかし、ネットの利用は本当に人々を分断しているのか? 10万人規模の実証調査で迫る、インターネットと現代社会の実態。
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