
人間の生き方、ものの考え方 (文春学藝ライブラリー)
福田 恆存, 福田 逸, and 国民文化研究会
文藝春秋 / 2019-12-05
累計読者数4
平均ハイライト数 32.3件/人
推定読了時間 約1時間53分
star総合評価 71/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 41%
この本について
最近、歴史の話題になると急に言葉が重たく感じたり、自分の考えがどこから来ているのかよく分からなくなることがあります。いまの価値観で過去を切り分けてしまったり、「権力」「自由」みたいな言葉に自動的なイメージがついてしまって、自分が何を見ているのかさえ曖昧になるというか。そういう時に、どう距離を取れば落ち着いて考えられるのか、ずっと探していました。 『人間の生き方、ものの考え方』は、そのモヤモヤに正面から踏み込んできます。といっても、何かを断定してくるわけではなくて、「歴史に身をかがめてつき合うとはどういうことか」「言葉に振り回されずに向き合うとはどんな姿勢か」といった、普段うやむやにしていた前提を静かに問い直してくれる本です。過去を切り捨てると自分の連続性まで失われること、自分は他人を理解しつくせないという前提から始めるべきこと――読んでいると、考え方を変えるというより、ものを見る“角度”が入れ替わる感覚に近いです。 特に刺さったのは、歴史でも他者でも「こちらの解釈を押しつけない」という姿勢です。楽な道ではないけれど、その距離感を意識すると、急に世界が落ち着いて見える瞬間があるんですよね。こういう地味だけど効き目の長い視点を求めている人にはかなり向いていると思います。 考え方を一度リセットして、自分の立っている場所を点検したい人におすすめです。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
世の中に絶対的なものはあり得ない—— 人間は絶対孤独で、人と人が真に分かり合うことはない。だから考え続けよ。絶望から出発するのだ。混沌とした先行きを照らす箴言集。
目次
悪に耐える思想 「近代化」とは何か 現代の病根 人間の生き方、ものの考え方
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




