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創作する遺伝子―僕が愛したMEMEたち―(新潮文庫) (創作する遺伝子シリーズ)

創作する遺伝子―僕が愛したMEMEたち―(新潮文庫) (創作する遺伝子シリーズ)

小島秀夫

累計読者数6
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約6時間30分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%

この本について

最近、本を読んだり映画を観たりしても「自分の現実ってそんなに変わらないよな…」と感じることが増えていました。疑似体験でしかないし、実際に行動が変わらなきゃ意味がないんじゃないか、と。でも、この本を読んでみると、その思い込み自体がけっこう狭かったんだと気づかされました。 小島秀夫さんは、本や映画に触れることを「現実の入口に立つ体験」として書いています。ただの知識でも気分転換でもなく、気づかないうちに自分の判断や視点に混ざり込んでいく“文化的な遺伝子”として。本を選ぶという日常の小さな行為が、後でふとした行動に形を変えて戻ってくる。その感覚に心当たりがある人は多いと思います。また、映画解説者の話も印象的で、批評ではなく“安心して未知の世界に足を踏み入れさせてくれる導き”があるからこそ、新しい物語を受け取れたという視点が、今の情報過多の時代にもそのまま響きます。 個人的には、トラヴィスの格好を真似して街を歩くシーンがとても好きで、「作品を通じて別の自分を生きてみる」という感覚のリアリティを久しぶりに思い出しました。疑似体験かどうかではなく、それによって今日の自分の振る舞いが一ミリでも変わるなら、それはもう体験なんですよね。 物語との距離感が曖昧になってきている今、「なんで自分は物語に惹かれるんだろう」と立ち止まったことがある人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「メタルギアソリッド」シリーズ、『DEATH STRANDING』等を生んだ天才ゲームクリエイターの創作力は、本、映画、音楽への深い尊敬と情熱によって焚きつけられていた―。散文集『僕が愛したMEMEたち―いま必要なのは、人にエネルギーを与える物語』を再構成し改題。会社独立後から現在にいたるまでの想い、新作への意欲を新たに書き下ろした熱烈なる偏愛エッセイ。特別対談:星野源。
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