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任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)

任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)

牧野 武文

KADOKAWA / 2015-06-08

累計読者数6
平均ハイライト数 4.8件/人
推定読了時間 約3時間4分
star総合評価 54/100
trending_up後半加速型
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この本について

ものづくりでも仕事でも、「もっと予算があれば」「最新技術が使えれば…」とつい考えてしまうことが多いですよね。自分もそこに頼りたくなるタイプで、限られた条件の中で工夫するのが一番つらい。でも、この本を読んでいると、その“制限”そのものにヒントが埋まっていることを何度も思い知らされます。 横井軍平がやっていたことは、最先端を追うのではなく、あえて古い技術をじっくり眺め直すこと。枯れた技術をどう組み合わせれば、別物として立ち上がるのか。マリオの鼻や帽子の造形が「技術的にできないところを避けるため」だった話もそうで、制限があるからこそアイデアが跳ねる場面が何度も出てきます。読みながら、自分の仕事でも「まだ使い道を見落としている古い部品」がある気がしました。 さらに印象的だったのは、ウォークマンの例のように、技術そのものではなく“使われるシーン”から発想しているところです。任天堂の携帯ゲームも、持ち運べることより、どんな空間で遊ぶと化学反応が起きるかを起点にしている。これは、プロダクトに限らず、日々の企画や提案にもそのまま置き換えられます。 最新よりも“見落とされているもの”に光を当てたい人に刺さる一冊です。制限の中で身動きが取りづらいと感じているときほど、横井軍平の視点が静かに効いてきます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

カリスマ経営者・山内博の右腕として、「ゲーム&ウオッチ」「ゲームボーイ」など黎明期の任天堂のほとんどのヒット作を生み出した伝説の天才開発者・横井軍平の生涯を描く。斬新な発想の陰にあった苦悩とは? ※本書は2010年6月に小社より刊行された単行本『ゲームの父・横井軍平伝任天堂のDNAを創造した男』を加筆修正、改題し、新書化したものです。
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