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天才たちの日課 女性編 天才たちの日課 女性編

天才たちの日課 女性編 天才たちの日課 女性編

メイソン・カリー、金原瑞人、石田文子

フィルムアート社 / 2019-09-30

累計読者数14
平均ハイライト数 10.7件/人
推定読了時間 約6時間41分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

最近、手を動かしたいのに気持ちがついてこなかったり、人との距離感に疲れたり、「自分の創作ってこれでいいのかな」と迷うことが増えていませんか。私も同じで、机に向かう日と、ぜんぜん向き合えない日の差にいちいち落ち込んでいました。でも『天才たちの日課 女性編』を読んで、少しだけ呼吸のしやすい視点が持てました。 この本が効いたのは、まず「孤独の扱い方」がとても人間的だからです。誰か来てくれたら嬉しい、でも帰るともっと嬉しい——そんな揺れを抱えたまま創作していた人たちが普通にいる。ひとりでいたいけど孤独すぎるのもつらい、その半端な気持ちが否定されないだけで楽になります。 もうひとつは、「言葉にならない時期」の受け止め方です。書けないのは才能の問題じゃなく、ただ言うべきことが沈んでいるだけだ、という態度に救われました。だらだら書いていくうちに石を投げ込むみたいに突破する人もいれば、逆に数年寝かせる人もいる。どれも“正解”として紹介されているのがありがたいです。 そして何より、彼女たちが「ちゃんと迷っている」こと。仕事と生活を選べと言う人もいれば、毎日同じ生活で想像力を守る人もいる。極端な成功談じゃなく、試行錯誤の質感がそのまま残っているのが、この本のいちばんの価値だと思います。 自分のペースで創作したいけど不安が出てくる人に刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

草間彌生、ピナ・バウシュ、フリーダ・カーロ、ヴァージニア・ウルフ、マルグリット・デュラス、スーザン・ソンタグ、ミランダ・ジュライ──女性の作家、画家、デザイナー、詩人、アーティストたちは、いかにして日々「制作」に立ち向かい、「生活」と「仕事」 の折り合いをつけていたのか。 働く女性にとって、これはもはや実用書だ。 ――伊藤亜紗(美学者・東京工業大准教授) 143人の日課が束になって力をくれる。 ――斎藤真理子(翻訳家) ロングセラー『天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』の第2弾! 前作で取り上げた161人のうち、女性は27人しかいなかったことに大きく反省した著者が、創作に打ち込むクリエイティブな女性たち143人の、惚れ惚れするほど鮮やかでとても真似できない、ユニークで並外れた苦闘と試行錯誤の連続を丁寧に拾い集め、できる限り正確にまとめあげました。 それぞれの人物を特徴づける日々の日課や「仕事のお供」の嗜好品などはもちろん、創作に適した精神状態の保ち方や自信がなくなったときの対処の仕方など、彼女たちが切実な状況を乗り越えてきた姿は、現代の窮屈で不自由な枠からはみ出そうと格闘するすべての才能あふれる人々にとってとても他人事とは思えない、自由と勇気を得る福音の書となるはずです。 さらに今回、女性にフォーカスを当てたことで明らかになったのは、わたしたちがいわゆる「天才」に期待する奇行や儀式めいた日々のルーティンよりも、もっともっと切実な女性特有の葛藤や波乱があったということです。 女性たちは常に、おもに家庭生活において自分だけの場所や時間を確保できないという困難や、女性であるがゆえに受ける偏見や差別を乗り越えるという苦闘に直面させられています。収録されている143人すべての女性たちの日課を見てみると、その先には、女性が創作を仕事にするためにどれだけ格闘し、仕事を続けることがどれだけ困難だったのかを、如実に感じることでしょう。本書は、過去、現在そして未来の、ものをつくり、はたらき、生活していくすべての女性たちの姿を静かに照らし、現在進行形の問題としてわたしたちの胸に迫る、本物の実用書なのです。
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