
時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」 (ブルーバックス)
吉田伸夫
累計読者数6
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star総合評価 31/100
boltライト読書型
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この本について
仕事で行き詰まったときや、日々があっという間に過ぎていくと感じるとき、「そもそも時間って何なんだろう」と妙なところに意識が向くことがあります。頑張っているのに前に進んでいる感じが薄いと、時間の流れそのものが曖昧に思えてしまうというか。僕も同じで、こういうモヤモヤが溜まったときに手に取ったのが、この本でした。 面白いのは、「時間の向きはなぜ決まっているのか」という問いに、ビッグバンの“整いすぎた初期状態”という具体的な描写で答えてくれるところです。宇宙レベルの話なのに、ただの哲学ではなく、ちゃんと物理で説明してくれる。さらに、場所ごとに時間が違うとか、真の時間なんて計れないなら存在しないと考えるべきでは、というアインシュタインの視点が地味に心を軽くします。自分が感じている「時間のズレ」みたいな感覚も、案外そんなに変なことじゃないのかもしれないと思えるからです。 量子の話や場の理論も出てきますが、難解さよりも「世界の見え方が少し変わる」という手応えのほうが強い本でした。目の前のタスクに埋もれがちなとき、こういう根っこの問いを一度扱ってみると、自分の時間感覚が整う感じがあります。 特に、日々の流れに意味を見失いがちな人に刺さる一冊だと思います。
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