
文系でもよくわかる 宇宙最大の謎!時間の本質を物理学で知る
松原 隆彦
累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
star総合評価 36/100
boltライト読書型
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この本について
仕事に追われている時ほど、「今日は長かったな…」と思うのに、休日は一瞬で終わる。時計は同じように進んでいるはずなのに、自分が感じる時間はまったく別の動きをしている。この違和感をずっと放置したまま、なんとなく日々を過ごしてしまうことってありますよね。僕もそうで、「心理的な時間」と「物理的な時間」が食い違う理由がつかめず、ずっとモヤモヤしていました。 この本が面白いのは、時間そのものを“生活感のあるテーマ”として扱ってくれるところです。時計が刻む時間だけが本当の時間じゃない、という視点を物理学で説明してくれるので、ふだん感覚的に抱えていたズレに「そういうことだったのか」と筋道が立っていきます。また、ホーキングがかつて提唱し撤回した「時間が逆転する」という話も、エンタメとしてではなく、なぜそんな発想が生まれ、どこに無理があったのかを落ち着いたトーンで理解できます。読み終える頃には、時間を“使うもの”ではなく、“自分が置かれている環境として捉える”感覚に少し変わっていました。 特に、日々の忙しさに振り回されて「時間の正体がよくわからないまま焦ってしまう人」に刺さると思います。大げさな力をくれる本ではないですが、自分の感じている時間の揺らぎに名前がつくことで、行動や気持ちの余裕が少し戻ってくるタイプの一冊です。
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出版社による紹介
物理学では時間の向きは存在しない。 なぜ時間は60進法なのか。 超ひも理論とループ量子重力理論の時間の違い。 サイクリック宇宙=終わりのない宇宙。 意識は粒子でできている-時間の流れの中で、同一の意識が再生する可能性。 時間はこの先も永遠に存在し続けていくのか。 そもそも時間はどうやって生まれたのか。なぜ生まれたのか。時間とは一体何なのか――。 この本では、 ・物理学者はどのように時間を扱ってきたのか(1章) ・今につながる時間はどのように始まったのか(2章) ・時間の終わり、つまり宇宙の終わりはどのように訪れるのか(3章) ・時間を計る道具によって私たちの生活はどのように変わってきたのか(4章) ・「1日24時間」はずっと変わらないのか(5章) と、時間というものをいろいろな角度から見ていきます。 そうすることで時間とはいつも変わらずに存在し、一方向に流れ続けているだけの存在ではないことがわかってくるはずです。 そもそも物理学では「過去から未来に時間が流れる」ということさえ、まったく自明なことではないのです。 本書を読むことで、当たり前のように感じられていた時間の流れが実は当たり前ではないことを体感し、時間という概念が揺らぐことを楽しむことができるでしょう。
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