
リーダーとして覚えておいてほしいこと
野村 克也
PHP研究所 / 2020-02-06
累計読者数3
平均ハイライト数 42件/人
推定読了時間 約2時間16分
star総合評価 71/100
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この本について
リーダーをやっていると、妙に気張ってしまう瞬間がありませんか。つい派手な打ち手を選びたくなったり、部下が結果を出せないと「どこまで踏み込むべきか」で迷ったり。こちらも人間なので揺れるのは当然なんですが、そんなときに野村克也さんの言葉は、妙に現実的で、肩の力が抜けました。 例えば、結果が出ない部下が「言われた通りにやったのに」と逃げ場を求めてしまう話。これ、仕事の現場でも普通に起こりますよね。だからこそ、リーダー側は“答えを全部言わない”姿勢を持ちつつ、本人の長所や適性を丁寧に見極める必要がある。そして適材適所を整えるだけで、多少能力が不足して見える人でも驚くほど動きが変わる。そのリアルな描写は、読みながら何度も自分の職場の顔が浮かびました。 さらに響いたのは、「いける」という空気をどうつくるかの話。戦術よりも、チーム全体の安心感や期待値のほうが成果に直結するという指摘は、いまの職場の空気改善にそのまま使える感覚があります。結局、リーダーの役割って“自信をつけさせること”なんだと腑に落ちました。 背伸びしたリーダー像が苦しい人や、理想より日々の現場のほうがずっと難しいと感じている人には特に刺さる本だと思います。
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出版社による紹介
適材適所の起用と言葉の力で幾多の選手を再生・開花させ、「野村再生工場」と呼ばれた智将による決定版リーダー論。豊富なエピソードとともに自ら体得した教訓を語る。(エピソードの一例)プロ4年目の山本樹(ヤクルト)は150キロ級のストレートを投げ込むが、ハートが弱くいまだ未勝利。私は、気持ちが楽になるような言い方で諭した。「打たれてもお前の責任じゃない。使っているオレが悪いんだ」「打者を見るな。捕手のミットだけをめがけて投げろ」「3年間、同じことを繰り返してきた。もう無理しなくていい。ただ、可愛い子供たちに、いっぺん一軍で勝つ姿を見せてやれや」山本は腹をくくった。「自分が耐えられないプレッシャーを、自分自身に与えるのはよそう。ずっと二軍でも構わない」。そして、完封という最高の形で初勝利を挙げた。(内容例)指導者の「5条件と5タイプ」/部下が雑な気持ちになるのを防ぐ/無視、賞賛、非難/選手の性格を見極める/リーダーがプレーヤーに戻るとき 【PHP研究所】
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