
売れるしくみをつくる マーケットリサーチ大全
菅原 大介
この本について
仕事で企画を考えるたびに、「結局どこを見ればいいのか…」と手が止まることがよくあります。お客様の気持ちを知りたいのに、アンケートを眺めても核心に触れられない。市場の情報を集めても、点が線につながらない。僕自身、ずっとこのモヤモヤに振り回されてきました。 この本が助けになったのは、「勝てるポイントを意識的に見つける」という姿勢を、具体的な手順付きで示してくれたところです。価格帯の並びから店が狙っている予算感を読み取る話や、GoogleトレンドとYahoo!リアルタイム検索を使い分ける視点、雑誌の巻頭特集から読者の“憧れ方”を拾うコツなど、どれもすぐに試せて、しかも自分の企画に直結する実感がありました。単にデータを集めるのではなく、「お客様がなぜ買うのか・買わないのか」という思考パターンまで踏み込めるのが、この本の強みだと思います。 特に、品揃えの統一感の話は刺さりました。水族館や科学館の売店が“らしさ”を外さないように、僕らがつくる商品やサービスも、一貫したイメージで語られているかどうかが勝負になる。抽象的なブランディング論ではなく、棚の前でどう気づくかという現場感があるのがありがたいところです。 企画やマーケに携わっていて、「お客様理解が曖昧なまま仕事を進めてしまう」と感じている人には特に刺さる一冊だと思います。僕と同じように悩んでいる人ほど、武器になる発見が多いはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの48%が集中しています。
読書の順序
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