
コトラーのリテール4.0 デジタルトランスフォーメーション時代の10の法則
フィリップ・コトラー、ジュゼッペ・スティリアーノ、高沢 亜砂代、恩藏 直人
この本について
デジタル対応が急務だと頭では分かっていても、「今ある仕組みを全部捨てるのか?」「タッチポイントが増えすぎて、何から直せばいいのか?」みたいなモヤモヤを抱えたまま、結局“部分最適の対処”で終わってしまうことって多いと思います。自分もまさにそのループでした。 この本が助かったのは、変化に合わせて走りながらも、過去の積み上げを否定しなくていい、と言い切ってくれたところです。技術が高度になっても、顧客側から見える体験はむしろシンプルであるべきだとか、部門ごとにKPIがバラバラなままだと顧客の購買プロセスを邪魔してしまうとか、日々の現場で「分かってるけど改善しきれない部分」が丁寧に言語化されている感覚がありました。特に、細分化したタッチポイントを横断して“注意→関心”の流れをどう途切れさせないか、という視点は、施策を見直すときの基準としてかなり実用的です。 リアルタイムで顧客とつながる前提の市場では、購買者だけでなく、購入していない支持者まで含めて体験を設計する必要がある。その現実を無理なく受け止められるようになる一冊でした。今のデジタル施策が「点」でしか見えていないと感じている人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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