
メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち アテナ・クラブ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
シオドラ ゴス、鈴木 潤・他
累計読者数3
平均ハイライト数 1.3件/人
star総合評価 30/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
仕事でも人間関係でも、過去の出来事がずっと気にかかって前に進みにくいときがあります。あのときの判断は正しかったのか、とか、誰かを傷つけてしまったのではないか、とか。一度立ち止まると、そこから身動きが取りにくくなる感じ、僕もよくあります。 この物語に出てくる「そのあとに起こったことが、そのときのお父様の記憶まで壊してしまうことにはならないわ」という一言は、そんなモヤモヤに小さな風を通してくれます。過去は簡単に書き換わらないし、後から起きたことがすべてを台無しにするわけでもない。登場人物たちはそれぞれに重たい背景を背負っていますが、そのうえで淡々と「やるべきことをすみやかにやる」姿が、妙に現実的で、日常の判断にも引き寄せやすいんです。 怪奇と冒険の物語ではあるものの、焦燥しがちな心に少し距離をくれる読み物でもあります。特に、過去と今の折り合いをつけるのが苦手な人には刺さると思います。物語として楽しみつつ、自分の感情の扱い方をそっと見直すきっかけにもなる一冊でした。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
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