
頭がよくなる朝15分学習法
ふくもと さわこ
ダイヤモンド社 / 2020-09-16
この本について
子どもの学習習慣って、親の都合と子どもの疲れ具合のあいだで揺れがちですよね。夜にやらせようとしてもうまくいかない日が続くと、「うちだけできてないのかな…」と落ち込んでしまう。でも、子どもって学校から帰ってきた時点で体力も気力もけっこう使い切っているんですよね。そこで無理にやらせようとすると、お互いイライラして終わる…僕も同じことでよくつまずきました。 この本がおもしろいのは、そういう“気持ちの問題”を責めるのではなく、朝にわずか15分だけ場所をつくることで、仕組みから整えていくところです。たとえば、学習時間を「だいたい」ではなく固定するだけで、子どもが自分から動けるようになる割合が一気に変わるというデータが紹介されていて、これはかなり現実的な感覚に近いです。また、親がつい「字が汚い」などと口を出してしまう場面にも触れつつ、怒らずに終えることで“朝学習は安全な時間だ”と子どもが理解していく流れも丁寧に書かれています。さらに、早寝早起きのリズムを整えると、親自身も夜にだらだらしなくなるという指摘は、僕にはかなり効きました。 結局のところ、完璧さよりも「毎日ここに座る」という小さな習慣が、親子の余裕につながるんだと気づかせてくれる一冊です。子どもの学習習慣がうまく回らず、つい叱ってしまったり、自分の都合でブレてしまうのがしんどい…そんな人に特に刺さると思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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