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同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか (講談社現代新書)

同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか (講談社現代新書)

鴻上尚史 and 佐藤直樹

講談社 / 2020-08-19

累計読者数8
平均ハイライト数 11.8件/人
推定読了時間 約1時間55分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%

この本について

最近、「なんでこんなに気を使ってばかりなんだろう」とか、「空気に合わせるのが苦しいのに、理由を言葉にできない」とか、そういう漠然としたしんどさを抱えている人、けっこう多い気がします。僕自身も、場の空気に押されて納得してないのに頷いてしまう時があります。あとで家に帰ってから、あれ本当に自分の意見だったっけ、と落ち込んだりして。 この本は、そのモヤモヤの正体を「世間」という言葉でほぐしてくれます。世間のあいまいさを放置しないで、ちゃんと意味を確かめていくと、いま感じている息苦しさは個人のweakさじゃなくて、構造から生まれてるものなんだと分かる。例えば、弱い世間を複数持っておくことの意味とか、同調圧力が強い場でどうやって「水を差す」のか、といった具体的な動き方も示されていて、読んだあとに「じゃあ自分の生活のどこに小さな風穴を開けられるかな」と考えやすくなります。知らない人と少しだけ会話する、といった小さな行動でも、世間と社会の境界が変わっていく感覚がありました。 同調圧力を否定するというより、「どう付き合えば無理なく呼吸できるか」を考えたい人に向いている本です。空気を読むのがしんどいけれど、急に強い個人になれと言われてもピンと来ない、そんな人に特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

新型コロナウイルスがあぶり出したのは、日本独自の「世間」だった! 長年、「世間」の問題と格闘をしてきた二人の著者が、自粛、自己責任、忖度などの背後に潜む日本社会の「闇」を明らかにする緊急対談! ●戦争中から変わらない「国民総自粛」 ●日本人が名刺をもらうとホッとする理由 ●「世間=同調圧力」を生み出す日本独特のルール ●西欧は「社会」、日本は「世間」の大きな違い ●感染者はなぜ謝罪に追い込まれるのか? ●学校でも会社でも「先輩」が強すぎる不思議 ●日本では「批評」がそのまま「人格批判」となる ●言霊の国なのに、言葉が信用されない謎 ●ネット上の匿名が圧倒的に多い日本人 ●若者の自己肯定感が低い理由 ●なぜ出る杭は打たれるのか――芸能人の政治発言 ●不寛容の時代に窒息しないために 生きづらいのはあなたのせいじゃない。世間のルールを解き明かし、息苦しさから解放されるためのヒント。
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