
コロナと生きる (朝日新書)
内田 樹 and 岩田 健太郎
株式会社朝日新聞出版 / 2020-09-11
累計読者数4
平均ハイライト数 4.3件/人
推定読了時間 約2時間16分
star総合評価 40/100
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この本について
コロナの時期に感じていたあの「議論がかみ合っていない感じ」や、「誰の言うことを信じればいいのか分からない」というモヤモヤって、いまだに尾を引いている人が多いと思います。僕もその一人で、当時のニュースや専門家のコメントを思い出すと、判断基準の曖昧さに少し疲れた記憶があります。 この本が刺さるのは、そういう“引っかかり”の正体を、専門家ふたりの対話が丁寧にほどいてくれるところです。例えば、PCR検査の是非ひとつとっても「全国一律で議論すること自体がナンセンス」という指摘があり、当時の空回りした論争がなぜ起きたのかが腑に落ちます。また、保健所が厚労省の指示通りに動くだけではなく、自治体としての判断を持つべきだという話もあって、“仕組みのどこが詰まっていたのか”が具体的に見えてきます。専門家会議に現場から離れたシニアが多く選ばれる構造の話も、当時の違和感を説明してくれる要素でした。 「何が正解だったか」を断言する本ではないですが、自分の中に残っていた靄が少しずつ形になる感覚があります。当時の混乱を自分なりに整理したい人に刺さると思います。
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出版社による紹介
リスクを受け入れ、他人とずれながら持久走。それが、コロナの時代。新型コロナウイルスのパンデミックが無効化させた、ゼロサム競争、同調圧力、新自由主義。経済格差や分断が急速に広がるなかで、感染対策と経済活動に引き裂かれる社会。これまでの日常が非日常となった今、明日に向けての指針とは? コロナ禍における心身自由な生き方について、5月、6月、7月と変わりゆく状況下で語り合ったすべてがここに!
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