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リスクを生きる (朝日新書)

リスクを生きる (朝日新書)

内田 樹 and 岩田 健太郎

累計読者数3
平均ハイライト数 8.3件/人
推定読了時間 約8時間53分
star総合評価 49/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 40%

この本について

仕事でも人生でも、「なんでこんなに組織は動かないんだろう」とか「正しいことを言う人ほど損をしてないか?」みたいな感覚、けっこうみんな抱えていると思います。自分の判断で動きたいのに、指示待ちの空気に押しつぶされるような場面も多いですよね。あの違和感の正体を言語化してくれる本ってなかなかないのですが、『リスクを生きる』はそこをかなり丁寧に掘ってくれます。 この本の面白いところは、「個人の問題」に見えるものを、社会や組織の構造から説明してくれる点です。たとえば、日本の多くの組織が停滞する理由を「管理部門が肥大化して、現場の裁量が失われているから」と言い切る一方で、「じゃあ最適な組織って何か?」をちゃんと現実的に語っている。さらに、誰もやっていないことに手を出す人が評価されにくい空気や、「忠誠心でアピールする人ほど出世する」という構造がどうして生まれるのかも、具体的な視点で示してくれます。読んでいるうちに、自分の周りで起きていることの地図が描ける感覚がありました。 特に刺さったのは、「知性は個人の能力ではなく、場を明るくして集団全体のアウトプットを高める力」という話。これは働き方の基準を大きく変えてくれるし、自分のふるまいを見直すきっかけにもなります。専門家とは「わかっている領域の境界が見えている人」という定義も、肩の力が抜けるというか、知の扱い方が少し変わります。 今の職場や社会にモヤモヤしている人、自分の感覚が間違っていないか確かめたい人に静かに効く一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

魂を捧げた先にしか、価値ある「生」はない。不確実で予測不可能な世界で私たちがとるべき「生き方」とは―『ブラック・スワン』『反脆弱性』のタレブが、思索の果てにたどり着いた原理原則を明かす。
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