
コロナパンデミックは、本当か? コロナ騒動の真相を探る
スチャリット・バクディ、カリーナ・ライス、鄭基成、大橋眞
日曜社 / 20201120
この本について
コロナの数年間で、「あの時、何を信じればよかったのか」というモヤモヤが今も残っている人、多いんじゃないでしょうか。自分もそのひとりで、報道や専門家の意見が真逆に割れていた頃の空気を思い出すと、今でもうまく整理できない部分があります。この本は、その混乱そのものに向き合うような一冊でした。内容には、現在の科学的な合意とは異なる主張も多く含まれるので、事実として受け取るというより「なぜ自分はあの時こう感じたのか」を考える材料として読んでいました。 読者が保存していた抜粋を見ると、「相関と因果の混同」「PCR の扱い」「データの集計方法」など、“情報の出どころをどう見極めるか”という部分に反応している印象があります。実際この本は、物事がものすごいスピードで決まっていった当時の空気感や、専門家のあいだでも意見が揺れていた状況を、そのまま別角度から覗き込むような読み方ができるところがあります。個人的には、「なぜあの時、違和感を覚えたのか」を言語化するきっかけになったのが大きかったです。 もちろん、本書の主張をそのまま生活に持ち込むのではなく、現在の医学的知見とも突き合わせながら読む必要があります。それでも、情報が急に洪水のように流れ込んだあの時期を“別の視点から振り返る”という意味では、一定の価値があると思っています。公式の説明だけでは腑に落ちなかった経験がある人には、とくに刺さるかもしれません。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
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