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黒沢清、21世紀の映画を語る (boid / Voice Of Ghost)

黒沢清、21世紀の映画を語る (boid / Voice Of Ghost)

黒沢清

累計読者数4
平均ハイライト数 13.8件/人
推定読了時間 約6時間12分
star総合評価 33/100
start序盤集中型
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この本について

仕事でも日常でも、「自分が見ている世界って本当に全部なのか?」と不意に不安になることがあります。目の前の事実をどう受け取るかで、同じ出来事の意味がまったく変わってしまう感じ。僕自身、この“見えているものへの不信感”をどう扱えばいいのか長く迷っていました。 黒沢清のこの本は、映画論でありながら、その迷いに静かに手を伸ばしてくれます。例えば、閉まったドアの向こうを想像させる話や、「存在すること」と「見ること」のズレをどう受け止めるかという語りは、単なる映画技法ではなく、僕たちが世界をどう理解しているかへの問いとしてじわじわ効いてきます。世界は本当は理解しきれないもので、その“わからなさ”と折り合う視点をくれるんです。 さらに、映画とは「かつて確かに存在した事実の積み重ね」と語るくだりは、過去の出来事にどう向き合うかを考える時にも刺さります。実感と記憶のズレをどう扱うかという課題に、少しだけ光を当ててくれる感覚があります。 世界との距離感にモヤモヤしている人、あるいは「見えていないもの」をめぐる不安を抱えたまま仕事をしている人には、静かに効く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

映画とは何か、映画監督とは誰か、映画館とはどんな場所か?20世紀のスクリーンに掛けられたそんな巨大な疑問符に向けて、黒沢清が語りつくす21世紀の映画論。
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