
デジタル戦略の教科書
今枝昌宏
中央経済グループパブリッシング / 2020-09
累計読者数4
平均ハイライト数 47件/人
推定読了時間 約3時間31分
star総合評価 64/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 19%
この本について
デジタルを絡めた議論になると、どうしても「うちの業界には関係ない」とか「IT企業だからできるんでしょ」という空気が出てきますよね。頭のどこかで変わらなきゃと思いつつ、実際には既存の売り方や顧客との距離感をどう崩せばいいのか分からない。僕自身も現場でその温度差に何度もつまずいてきました。 この本が良かったのは、デジタル化が“技術の話”ではなく、“産業の構造が変わってしまう話”として書かれているところです。例えば、シェアリングに踏み切れないメーカーの葛藤や、プラットフォームに顧客接点を奪われる怖さなど、現実の企業が抱えがちな躊躇をそのまま言語化してくれます。また、APMのように、売った瞬間に関係が終わらない前提で製品を再設計する視点は、今後の事業をどう積み上げるかを考えるきっかけになりました。そして、DXは「IT企業になる覚悟」だと言い切る部分は、逃げ道を塞がれたような感覚がありつつも、腹を括るにはちょうどいい刺激でした。 既存事業を抱えたまま、どこから手をつければいいか分からない人に刺さると思います。技術のハウツーではなく、判断基準や視点の置き方が変わる本です。
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出版社による紹介
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