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プロフェッショナル経営参謀 (日本経済新聞出版)

プロフェッショナル経営参謀 (日本経済新聞出版)

杉田浩章

日経BP / 2020-06-03

累計読者数28
平均ハイライト数 24.9件/人
推定読了時間 約3時間53分
star総合評価 68/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%

この本について

最近、「上からざっくりお題だけ降ってきて、結局何を議論すればいいのか分からないまま走り出してしまう」という相談をよく聞きます。自分も同じことで何度もつまずいてきたので、その気持ちはかなりわかります。とりあえず答えに寄せていくしかない…と焦って動くほど、後の工程で必ずほころびが出るんですよね。 『プロフェッショナル経営参謀』が効くのは、まさにこの“走り出す前のモヤモヤ”をほどく部分です。著者が繰り返し言っているのは、最初にやるべきは「問いを構造化すること」。何を論じるのかを丁寧にツリーにしていくプロセスが示されていて、あいまいな依頼でも、どこから手をつければいいかがはっきりしてきます。また、経営層の言葉を鵜呑みにせず、違和感ごと一度立ち止まる姿勢をどう保つかの話がとても現実的です。「相手の質問の真意をまず理解する」というやり方も、日々の会議で即使える感覚がありました。 もう一つ刺さったのは、対立が起きたときに勝ち負けに持ち込まないという考え方です。意見を一定の高さまで抽象化すると一致点が見えて、そこから新しい選択肢が生まれることもある。実際、会議が平行線になるときって、この“抽象化のレベル調整”ができていないだけなんだと気づかされました。 「経営層からの曖昧な依頼に振り回されがちな人」には特にフィットするはずです。自分の思考のクセを見つけ直すきっかけにもなるので、じっくり読むほど効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

先の読めない「ポスト・コロナ」の時代こそ、参謀の出番だ! BCG日本代表が贈る、次世代リーダーへのメッセージ。 未来がまったく予測できない今、経営トップも意思決定の難しさに頭を悩ませている。 そんなトップに対して、違う視点からの問題提起を行い、議論を活性化させ、 時には周囲と衝突しがらも、より質の高い意思決定へと導いていくのが、 いま求められている「経営参謀」の仕事だ。 戦略コンサルファームとして数多くの企業の意思決定を支えてきた ボストン コンサルティング グループ(BCG)の日本代表が、 経営参謀の果たすべき役割を分析し、明らかにしたのが本書である。 センスのある参謀とない参謀は、なにが違うのか。 筋が良さそうなロジックが、途中でつまずくのはなぜなのか。 なぜ、突然議論の方向性がトップのひとことで変わってしまうのか。 精鋭を集めたはずのメンバーにもかかわらず、停滞してしまう原因は何なのか。 いつまでたっても議論が積み上がらないのはなぜなのか。 そのとき、参謀は何をすべきなのか。 数々の現場で参謀たちと仕事をし、また自らも参謀的な役割を果たしてきた 著者だからこそ書けるノウハウや心得を具体的に説明。 企業からの依頼で参謀向けの研修や講義も多数行っており、 その経験も本書に盛り込まれている。 真のプロフェッショナルとして、そして未来の経営トップとして 読んでおきたい1冊である。
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