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ゲノム編集食品が変える食の未来

ゲノム編集食品が変える食の未来

松永 和紀

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この本について

最近、「ゲノム編集って結局どういう仕組みで、どこまで安全なのか」みたいなモヤモヤを抱えたままスーパーに行くことが増えました。ニュースでは賛否が飛び交うけれど、国ごとに基準が違うし、そもそも第三者が分析しても区別できない種類があると言われると、正直なところ何を信じていいのか分からなくなるんですよね。 この本は、その“分からなさ”をごまかさず、技術の中身から各国の規制、企業側の事情までを淡々と説明してくれます。たとえば、日本のタイプ1〜3の考え方や、EUがゲノム編集を遺伝子組換えとして扱う理由、アメリカで作物と動物の扱いが違う背景など、普段ニュースでは拾えない文脈がつながっていきます。また、企業秘密の問題で「科学的に区別できないのに表示義務をどうするのか」という、よく議論が空転してしまうポイントも丁寧に示され、単純に“賛成か反対か”だけでは語れない現実が見えてきます。 読んでみて感じたのは、「安全かどうか」以前に、私たちが知らないまま判断していた領域が意外と広いということでした。技術の限界やコスト、培養条件の問題まで含めて知ることで、過度に怖がらず、かといって楽観もしない、ちょうどいい距離感が持てる本だと思います。 食の未来に対して「勘ではなく情報で考えたい人」に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

2050年、100億人の食を支え期待される「ゲノム編集食品」。だが誤解による反発も多い。科学的な真実から食の未来を考える。
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