
身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち 罪悪感を手放して毎日をラクにする方法
イルセ・サン and 枇谷玲子
この本について
とくに人に迷惑をかけたわけでもないのに、なぜか胸のあたりがざわついて、必要以上に「自分が悪かったのかも」と思い込んでしまう日ってありませんか。相手の期待に応えられなかっただけで落ち込んだり、後から「もっとできたはずだ」と自分を責め続けたり。頭ではそこまで気にしなくていいと分かっているのに、感情がついてこないあの感じです。 この本が扱っているのは、まさにその“過剰な罪悪感”との距離の取り方です。合理的な罪悪感と、不合理に大きく膨らんだ罪悪感を分けて考える視点がまず効きますし、紙に書き出して「罪悪感の声」と「それに答える自分」を並べてみると、頭の中の混線がほどけていく感じがあります。さらに、罪悪感の裏側に隠れている本当の感情を丁寧にすくい上げていくプロセスも、この本は具体的に扱っています。たとえば、相手の立場になりきって手紙を書くワークなんて、最初は半信半疑でも、やってみると「ああ、自分はこう言われたかったのか」と腑に落ちる瞬間があるはずです。 罪悪感そのものを否定する本ではありません。むしろ「どこまでが自分の責任で、どこから先は相手の領域なのか」を知ることで、必要以上に自分を罰し続ける癖から少し離れられる。そのうえで、自分にやさしくする練習を日々の小さな行動で積み重ねていくための、現実的なヒントが詰まっています。 誰かの気持ちを大切にしたいのに、自分ばかり削れていく感覚に覚えがある人に、とても静かに効く本です。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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