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もし自己肯定感の低い僕が『セルフ・コンパッション』を教えてもらったら もしぼく

もし自己肯定感の低い僕が『セルフ・コンパッション』を教えてもらったら もしぼく

Koujin

累計読者数6
平均ハイライト数 7.8件/人
star総合評価 57/100
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この本について

自分を責めるクセって、気づいたらもう始まっていることが多いですよね。仕事でちょっとミスしただけなのに、必要以上に落ち込んで引きずったり、他人には優しくできるのに自分にはやけに厳しかったり。原因を探しても霧が晴れない感じがあって、「じゃあ結局どうすればいいんだろう」と立ち止まってしまう時があります。 この本は、そんな“反射的な自己批判”に飲まれやすい人に、少しだけ違う視点を置いてくれます。たとえば、「原因を深掘りするより、批判していることに気づいた瞬間にやめる方が大事」という考え方は、自分を変えるというより、日常の中で“やることを減らす”感覚に近いです。瞑想のシーンで語られる「呼吸に戻る」動作のように、自分を責めていると気づいたらそこから離れる。小さくて地味だけど、続けると確かに効きます。 もうひとつ刺さったのは、「自分だけが特別に苦しいわけじゃない」という視点です。誰にでも失敗はあるし、心の調子を崩すこともある。そう思えるだけで、苦しさが自分一人のものじゃなくなる。この“共通の人間性”の感覚は、自分を甘やかすためではなく、必要以上に責めないための土台になるんだと思いました。 セルフ・コンパッションは派手な即効薬ではなく、生き方に少しずつ混ぜていくものだと書かれていました。お手軽な方法で変わりたかった自分には耳が痛いけれど、たしかにこういう地味さの方が長持ちします。“自分の必要を自分で満たす”って、結局そこに尽きるのかもしれません。 自分にだけ厳しすぎると感じている人や、原因探しに疲れてしまった人には、とても落ち着く一冊です。

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