
昼スナックママが教える45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気
木下 紫乃
日経BP / 2020-11-21
この本について
最近、やりたいことより「やりたくないこと」に心を食われている感じがしませんか。仕事でも家庭でも、人から期待される役割をそのまま抱え続けて、気づくと自分の機嫌がどこかに置き去りになっている…僕もよくその状態になってしまいます。 この本のいいところは、「頑張り方を増やす」のではなく、「まず手放すところから始めよう」と言ってくれるところなんですよね。たとえば、自分がどんな”やり方”で仕事をしてきたかを一度棚卸しするだけで、意外と惰性で抱えていたタスクや、実は誰かに任せてもよかった仕事が見えてくる。あるいは、会社を辞める・辞めないみたいな大きい選択に対しても、「正しい選択なんて存在しない。選んだあとに正解にしていけばいい」という視点をくれる。あとは、生理的にイヤなことを一度書き出してみるだけで、自分の生活のどこで疲れているかがようやく言語化できたりします。 読んでみて思ったのは、この本は「人生を劇的に変えるための指南書」ではなくて、45歳前後の私たちが抱えがちな、説明のつかないモヤモヤに丁寧に寄り添ってくれる一冊だということです。SNSやコミュニティの使い方の話もあって、同僚以上友達未満のつながりをどう育てるかみたいな、意外と誰も教えてくれない大事な視点もあります。 今の働き方にどこか違和感があるけど、何を変えればいいかまでは言語化できていない。そんな人に静かに刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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