
きれいなシワの作り方~淑女の思春期病
村田沙耶香
マガジンハウス / 2015-09-17
累計読者数5
平均ハイライト数 6.2件/人
推定読了時間 約2時間6分
star総合評価 48/100
boltライト読書型
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この本について
年齢や立場に合わせて「そろそろこうあるべき」と言われる場面って、多いですよね。結婚にしても仕事にしても、正解っぽい形はあるのに、どうしても胸のどこかがザワっとしてしまう。「なんか違う」の正体が分からないまま、周りに合わせて動くと、あとで自分だけ取り残された気にもなる。僕自身も、その違和感をごまかし続けてしんどくなったことがあります。 村田沙耶香さんの『きれいなシワの作り方』は、その“なんか違う”を無理に丸め込まないでいいよ、と言ってくれる本でした。結婚も友情も、決定的な価値観の差にぶつかる瞬間はあるし、そこで苦しくなるのも当たり前。その痛みを「成長の途中にある痛み」として受け止める視点が、とても現実的で救われます。誰かと関係を作るときに、既製品の形に合わせるのではなく、二人にとって丁度いいやり方を探していくという発想も、肩の力がふっと抜けました。 特に、年齢を重ねても“思春期”みたいな迷いが続くという話は、正直かなり刺さりました。大人になってからの不安や揺れを「まだ変わっていける証拠」と思えたら、自分の選択にもう少し優しくなれる気がします。 自分の本音と折り合いのつけ方に悩んでいる人には、静かに効く本だと思います。
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出版社による紹介
思春期なんてとっくに卒業……と思いきや!? 追いかけてくる自意識の罠。 あぁ、こんな大人になるはずだったのだろうか? そんな悶々とした気持ちの吐露に共感必至。自分だけじゃなかったという安心感、ななめ過ぎる視点に大笑い、でも減り続ける友だちを思う気持ちにほろりとしたりと、七色の感動が込められた珠玉のエッセイ集。 気になるテーマは、・初めての結婚願望 ・大人のパンチラ考 ・おひとりさまの年末年始 ・謙遜をサボる女 ・大人の恥ずかしいゴミ ・紫外線と女の本気 ・ちゃんとおばさんする ・鞄がもげる夏 ・「着ない服」愛好会 ・おろおろインターネット 他。 読んだら誰かに話したくなる!
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