
成熟スイッチ (講談社現代新書)
林真理子
講談社 / 2022-11-17
累計読者数7
平均ハイライト数 20.6件/人
推定読了時間 約2時間11分
star総合評価 63/100
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この本について
仕事でも私生活でも、人との距離感やふるまいに悩む瞬間ってありますよね。年齢を重ねるほど「こういう時、どう振る舞うのが正解なんだろう」と迷う場面が増えていく気がします。私自身も、支払いの場面や誘いへの返し方、時間の使い方など、細かいところで毎度つまづきます。 林真理子さんの『成熟スイッチ』は、そのモヤモヤに対して派手な答えをくれる本ではありません。ただ、読みながら「ああ、こういう考え方もあるのか」と肩の力が抜ける場面が多かったんです。たとえば、移動時間の使い方や、手紙を書くことの効用。どれもすごく地味だけれど、日々の行動を少しだけ調整したくなる視点が多い。また、「やってあげたことほど忘れられない」という人間の癖にも触れつつ、それでも人との関係を丁寧に紡ぐ姿勢が描かれていて、自分の立ち回りを見直すきっかけになりました。 個人的に刺さったのは、「本業とは別の世界を持っている人は強い」という部分。仕事だけに寄りかかると息苦しくなる気持ち、すごく分かるんですよね。背伸びしすぎず、でも少しずつ経験の枝を増やしていく。その姿勢なら、自分にも続けられそうだと思えました。 人との関わりに疲れやすい人、時間の使い方や生き方に小さな軸がほしい人に、静かに効いてくる本だと思います。
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出版社による紹介
昨日とは少し違う自分になる「成熟スイッチ」はすぐそこにある――。 ベストセラー『野心のすすめ』から9年、人気作家が成熟世代におくる待望の人生論新書。 日大理事長就任、「老い」との近づき方など、自身の成熟の現在地を明かしながら、 「人間関係の心得」「世間を渡る作法」など四つの成熟のテーマについて綴っていく。 先輩・後輩世代とのつき合い方、自分の株が上がる「お礼」の方法、 会話を面白くする「毒」の入れ方など、著者ならではの成熟テクニックが詰まった一冊! <本書のおもな内容> 序 章 四つの成熟 第一章 人間関係の心得 愛は惜しみなく/人づき合いは変化していく/成熟を教えてくれた人/広がる人脈と後輩世代/女と男の距離 章間 私の成熟スイッチ・1 未熟者が「長」になるまで 第二章 世間を渡る作法 感謝の流儀/品性が試される時/社交のタブー/話術のエッセンス/時間を制する者、世を制す 章間 私の成熟スイッチ・2 王道を行くか、センスで生きるか 第三章 面白がって生きる お金を味方につける/仕事をどう面白がるか/読書の快楽/遊びの本気、出好きの好奇心 章間 私の成熟スイッチ・3 生き残るのは変化するもの 第四章 人生を俯瞰する 「俯瞰力」と「自己愛」の効用/老いとの近づき方/家族が教えてくれる成熟/レールに乗ってーーあとがきにかえて
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