
脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法 (文春新書)
新井 平伊
文藝春秋 / 2020-12-17
累計読者数3
平均ハイライト数 13件/人
推定読了時間 約2時間18分
star総合評価 46/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%
この本について
歳を重ねるほど、「最近ちょっと物忘れが増えたかも」「このまま脳が弱っていくのかな」と不安になる瞬間が増えますよね。僕自身、運動や睡眠を気にしない時期が続くと、一気に頭がぼんやりする感じがあって、どこから手をつければいいのか分からなくなることがありました。 この本がよかったのは、脳の老化を“気合でどうにかする話”ではなく、身体の状態・生活習慣・意欲の三つがどうつながっているのかを、かなり具体的に示してくれたところです。たとえば「脳を守るにはまず血管」「意欲が神経ネットワークを支える」「歯周病が認知症リスクを押し上げる」といった指摘は、自分の毎日の選択がそのまま脳の未来に直結していると気づかせてくれます。睡眠時間の目安や、大腿四頭筋を鍛える理由、運動しながら頭も使う“ながら”の効果など、行動に落とし込みやすい話が多いのも助かりました。 読みながら、脳の老化って“突然くるもの”ではなくて、身体の老化や生活習慣の積み重ねの延長なんだなと感じます。だからこそ、完璧を狙わずとも、少しずつ整えていけばいいし、そのための道筋がこの本だと見えやすいと思います。 自分の将来にぼんやり不安があるけれど、何から変えればいいのか分からない人に刺さる一冊です。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
脳の健康のために何かやっていますか? 肝臓の数値を気にしたり、血圧を毎日測る人がいても、 脳の健康状態を意識している人は少ないはずです。 脳は身体の中でも最も大切な臓器であるのに。 近年、身体の寿命ははどんどんのびているのに、脳の寿命はのびていません。 このアンバランスをどうにかしたい、ということで本書は書かれました。 著者の新井氏は順天堂大学名誉教授で、同大医学部でアルツハイマーの治療に 専心してきた、脳の専門医です。 脳の働きについてはまだ20%ほどしかわかっていないと言います。 それほど謎の臓器なのです。本書では、まず、その脳の謎から説き起こし、 なぜ、脳が老化するかについて解説します。 その後に、本題である「脳の健康寿命」をいかにしてのばすかを詳述していきます。 そのためにどうすれば良いのかを、「18の心得」としてまとめました。 「お酒はタバコよりも脳に害をなす」とか、「認知症にきく食べ物はない」とか、 けっこうショッキングな項目もありますが、ほとんどは普通の事柄です。 要は、それを実行できるかどうです。 その実践編では、運動はどのようにやれば効果的であったり、 睡眠と脳の関係に関しても触れます。 ゲーム(トランプ、麻雀、将棋、囲碁)なども脳には良いのですが、 「脳トレ」はあまり効果がないそうです。 最後に、「脳に良い食事」、「サプリメントは効くのか?」について話して、終わります。 人生が100年までの射程に入ってきたいま、これは必読の書です。
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