
80歳でも脳が老化しない人がやっていること
西 剛志
この本について
最近、以前より「なんとなく気力が湧かない」とか、「物事を冷静に判断できていない気がする」と感じる瞬間が増えていませんか。年齢のせいにしてしまえばそれまでですが、放っておくと脳は本当に老け込んでいく一方で、しかも自分ではその衰えに気づきにくいんですよね。僕自身、やる気が出ない日が続いたときにこの本を読んで、「ああ、これは脳の問題なんだ」と少しホッとしたのを覚えています。 この本がいいのは、脳の萎縮や判断力の低下といった話を脅しに使うのではなく、具体的にどうすれば日常の中で脳を守れるのかを淡々と教えてくれるところです。たとえば「20秒だけやってみるとドーパミンが出やすくなる」とか、「よく噛むだけでも脳の活動が変わる」とか、構えなくてもできる行動が多いんですよね。相手の気持ちを読む力が年齢とともに変化する話も、自分の判断が鈍った気がする理由を丁寧に言語化してくれて、ちょっと肩の力が抜けました。さらに、ブラックベリーやかつお節のような身近な食材が脳の若さに関わる話は、明日から試せる現実的なヒントとしてかなり助かります。 あとは、高齢になっても神経ネットワークが増えるという研究のくだりが強く印象に残りました。「もう遅い」と思う必要はなくて、むしろ小さな新しい習慣が積み重なれば、脳はちゃんと応えてくれるんだと感じられます。寝ながらキャッチボールや卓球のような遊びに近い運動をすすめてくれるのも、無理なく続けられそうでいいんですよね。 年齢に関係なく、「最近の自分の調子がつかみにくい」「以前のように頭が回らない気がする」と感じている人には静かに刺さる一冊だと思います。自分の生活の中に、ひとつだけでも取り入れられそうなものが見つかるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
脳メンテナンス大全 最高のパフォーマンスを発揮させる方法
クリステン・ウィルミア、サラ・トーランド、野中 香方子

SHARP BRAIN たった12週間で天才脳を養う方法
サンジェイ・グプタ and 伊藤理恵

脳が老いない世界一シンプルな方法
久賀谷 亮

脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド
アルバロ・フェルナンデス, エルコノン・ゴールドバーグ, パスカル・マイケロン, and 山田 雅久

フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)
築山 節
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要



