
なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?
西 剛志
アスコム / 2021-06
累計読者数10
平均ハイライト数 21.7件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 69/100
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この本について
人と話していて「なんでこんなに噛み合わないんだろう…」と、帰り道でひとり反省会をすることがあります。仕事でもプライベートでも、相手の反応に戸惑う瞬間って地味に削られるんですよね。自分の言い方が悪かったのか、そもそも価値観が違うのか、その境目がよくわからないままモヤモヤが積み上がっていく感じです。 この本は、そのモヤモヤを「脳のバイアス」という切り口で説明してくれます。たとえば、人は自分の関心領域以外はそもそも見えていないこと。温かい地域の人が時間を長く感じる理由や、性格が後天的に変わりうるという話もあって、「ああ、そもそも前提が違うんだな」と腑に落ちました。相手の言葉が届かない理由も、自分の確証バイアスが強く働いているだけ、みたいな場面が思い当たりすぎて、ちょっと苦笑いします。 特に、言葉のマップが人ごとに違うという視点は、日常にすぐ効きました。こちらの“普通”が通じないのは当たり前で、まず違う世界を見ている者同士なんだと理解できるだけで、余計なイライラが減っていきます。焦ったりトゲトゲしたときに温かい飲みものを飲むだけで認識が落ち着く、という小さな工夫も現実的で助かります。 「相手のせいにしがちな自分を、もう少し客観的に扱いたい人」にはかなり刺さると思います。読んだあと、コミュニケーションがうまくいかない日の自己嫌悪が、少しやわらぐ本でした。
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出版社による紹介
なぜ何回も同じことを言っているのに、わかってもらえないんだろう?脳科学の最新研究から明らかにする「脳のバイアス」の実態
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