
40代からの認知症予防 (NEXTRAVELER BOOKS)
高城 剛
この本について
年齢を重ねてくると、「このままの生活で大丈夫なんだろうか」とふと不安になることが増えました。運動不足も、食事の乱れも、歯医者に行くのを先延ばしにしてきたことも、どうつながっているのか自分ではよく分からないまま。ぼんやりとした心配だけが積み上がっていく感じです。 この本は、その“つながりの見えなさ”をひとつずつ整理してくれる印象がありました。たとえば、口の中の金属や歯周病が全身の炎症や認知機能と関わるという話は、正直ここまで深く考えたことがなかった部分です。歯の問題を後回しにしがちな自分には、かなり刺さりました。また、血糖値スパイクや糖質の摂りすぎで脳の働きが乱れるメカニズムが丁寧に説明されていて、ただ「控えたほうがいい」ではなく、なぜコントロールしたほうがいいのかが腹落ちします。さらに、運動が脳の可塑性や血流にどう関わるかも具体的に描かれていて、「ウォーキングくらいなら続けられそうだし、少し変えてみるか」と自然に思える内容でした。 全体として、劇的な方法を押しつける本ではなく、生活の中で見落としやすい“細かな積み重ね”がどう未来の自分に影響するのかを静かに示してくれる本です。特に、40代あたりで生活の見直しをしたいけれど、どこから手をつけていいか分からない人には刺さると思います。 僕自身も完璧にできているわけではありませんが、読んだあと「まず歯医者に連絡しよう」「食後の散歩だけは続けてみよう」と思えたので、同じようにモヤモヤしている人には一度手に取る価値がある一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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