
THE HEART OF BUSINESS(ハート・オブ・ビジネス)――「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ
ユベール・ジョリー、キャロライン・ランバート、ビル・ジョージ、平井一夫、矢野陽一朗、樋口武志
英治出版 / 2022-07-22
この本について
仕事がうまく回らない時って、「結局、人はどう動けばいいんだろう」「チームの空気を変えるって、きれいごとじゃ無理なんじゃ?」みたいなモヤモヤがつきまといますよね。自分も現場で迷っていたとき、この本を読んで少しだけ視点がほぐれました。 特に強く残ったのは、従業員を「リソース」ではなく「ソース=力の源泉」として扱うという考え方です。単に優しい組織を目指す話ではなく、苦しい状況でも人のエネルギーこそ再建の土台になるという、かなり現実的な指摘なんです。金銭インセンティブでは従順さしか生まれない、という章も妙に身に覚えがありました。自分の経験でも、数字を追わせるほどチームの発想が固まっていく瞬間があり、ああこれか…と腑に落ちました。 もうひとつは、「何があなたを突き動かしているか」という問いかけ。抽象に見えて、実は日々の判断の基準をつくってくれる問いで、メンバーとの対話でも使いやすい。誰が悪いとか、気合いが足りないとかではなく、個人のパーパスと仕事をどう結びつけるかを一緒に考えるだけで、関係性の温度が変わりました。 組織の雰囲気を少しでも良い方向に動かしたい人や、数字だけのマネジメントに限界を感じている人には特に刺さると思います。自分自身の立ち位置を確認しつつ、明日からの関わり方を少し変えてみたくなる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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