
成長企業が失速するとき、社員に“何”が起きているのか?
スティーブ・バッコルツ, トム・ロス, and ウィルソン・ラーニングワールドワイド株式会社
日経BP / 2020-05-22
この本について
最近、組織に変化が続いたときに「みんな前より元気ないな…」とか、「抵抗されてる気がするけど、何をどう整えればいいんだろう」と悩むことが増えていました。結局のところ、自分はちゃんと“エネルギーを与える側”になれているのか、自信が揺らぐ瞬間があるんですよね。 この本は、そうしたモヤモヤを「気合で乗り切ろう」みたいな話ではなく、従業員がどう受け取り、どんな選択をしているのかという“内側の動き”から説明してくれます。たとえば、変化が起きたときに人がまず「得るもの」と「失うもの」を天秤にかけていること。あるいは、エンゲージメントを高めるうえで本当に効くのは、派手な制度よりも「関心を示す」というごく基本的な姿勢であること。どれも当たり前に見えるのに、日々の忙しさの中で抜け落ちがちな視点ばかりでした。 読みながら、自分がつい“外側のフォーム”ばかり整えようとしていたことにも気づかされました。部下の反応にざわつくときこそ、「どんな模範を見せたいのか」「相手はこの変化をどう感じているのか」と自分に問い直すだけで、関わり方が少し穏やかになります。 メンバーの沈黙や抵抗の理由が知りたい人、そして「ちゃんと向き合いたいのに、うまく言語化できない」と感じている人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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