
組織は「感情」でできている: 社員が相互尊重する理想的組織をつくるチームビルディング法
瀬越 敏弘
この本について
最近、忙しさに飲まれてチームのことをちゃんと見られていない気がする…そんな感覚、僕もけっこうあります。やるべきことは分かっていても、いざ実行に移す時間や心の余裕がなくて、後回しになる。しかもその「忙しい」の裏に、自分でも気づいていない抵抗感が隠れていることもあるんですよね。 この本は、そういう“自分の中のモヤ”を直視させられる一冊でした。たとえば、メンバーのことを「知っているつもり」でいて、実はほとんど理解できていないかもしれないという指摘。あるいは、組織論を知って満足するのではなく、現場の空気感を正しく把握しないと意味がないという厳しめの現実。そして、変化を起こすには、相手の感情や価値観を丁寧に扱うことが前提だという点。どれも耳が痛いけれど、確かに避けて通れないところばかりでした。 読みながら、自分が過去の成功パターンにしがみついていたり、対人リスクを恐れて本音の対話を避けていたことにも気づかされます。環境づくりとか心理的安全性って、言葉としては知っていても、実際の組織に落とすのはまったく別物なんですよね。この本はそのギャップをどう埋めるかを、現実的な視点で示してくれます。 「自分のチームがなぜ変わらないのか、正直よく分からないまま頑張ってきた」という人に、特に刺さると思います。僕自身、読みながら何度も立ち止まって、自分の“忙しい”を掘り下げ直しました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
読書の順序
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