
チームの生産性をあげる。――業務改善士が教える68の具体策
沢渡 あまね
この本について
仕事の進め方がなんとなく重い、チームの空気がいつも疲れている。自分も周りも頑張っているのに、なぜか改善の手ごたえが出ない。僕自身もずっとこのモヤモヤに悩んでいて、「結局どこを直せば変わるのか」が見えずに空回りしていました。 この本がよかったのは、抽象論じゃなくて、“どこでつまずきやすいか”を具体的に示してくれるところです。たとえば、チームの意見を預かったまま放置すると信頼が削られる、とか。突発対応をその場で片づけるほど「仕事してる感」が増えるけれど、生産性はむしろ削られていく、とか。言われてみれば当たり前なのに、日常に押し流されて気づかない落とし穴をていねいに拾ってくれます。また、ネガティブな仕事を減らすだけではチームは楽にならず、長期的に効く「ポジティブな仕事」を増やす視点を持とう、と言われたあたりは個人的にかなり刺さりました。 業務改善というと大げさに聞こえますが、この本がやっているのは「見えにくくなっていた現実に光を当てる」ことに近いです。メンバー同士のすれ違いをどう防ぐか、どこまでが仕組みでどこからが個人頼りになってしまっているのか。そういう“チームが前に進むための土台”の整え方が丁寧に書かれています。 いまのやり方に違和感はあるけれど、どこから手をつければいいか分からない人には、特にしっくりくるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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