
いままで起きたこと、これから起きること。~「周期」で読み解く世界の未来~ (光文社新書)
高城 剛
光文社 / 2022-08
この本について
最近、ニュースを見ても自分の職場を見ても、「なんで今こんなに揺れてるんだろう…」という正体不明の不安ってありませんか。自分のせいなのか、時代のせいなのか、それすら判断しづらい感じです。僕自身もずっとその感覚があって、流れに振り回されているような居心地の悪さが抜けませんでした。 この本は、そんなモヤモヤを“ただの気分”ではなく“周期”として捉え直す視点をくれるところが大きかったです。覇権国の移り変わりから気候の長期サイクル、世代の交代や価値観の変化まで、バラバラに見える出来事が一本の線でつながる瞬間があります。なかでも、「自分がどの周期のどこに立っているか」を考えるパートは、日常の判断に少し落ち着きをくれました。波に乗れていない時期でも、自分がいま何と向き合っているのかがわかるだけで、妙に呼吸がしやすくなる感覚があります。 大げさな未来予測というより、「目の前の混乱をどう位置づければいいか」を教えてくれる本です。歴史や経済の話も出てきますが、小難しさよりも、自分の生活に引き寄せて読める実感の方が強いと思います。 変化が続く環境で「なんとなく落ち着かないまま仕事をしている人」には、特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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