
起きていることはすべて正しい
勝間 和代
ダイヤモンド社 / 2008-11-28
この本について
気づくと、やりたくないことに時間を奪われていたり、気を遣いすぎて疲れたり、「なんで自分ばかり…」とモヤモヤする日ってありますよね。僕も同じで、気づけば予定がパンパンになっていて、「本当にやりたいことはどこにいった?」と立ち止まる瞬間があります。 『起きていることはすべて正しい』は、そんな状況を力技で変えるというより、「視点をちょっとずらす」感じで日常を軽くしてくれる本です。特に刺さったのは、自分がしたくないことをしないという姿勢を、大きな目標として掲げてしまう発想でした。行動を効率化する前に、やること自体を減らすという考え方は、現実的なのに意外と抜け落ちがちです。また、妬まない・怒らない・愚痴らないという三毒追放の話も、精神論ではなく、視界を濁らせないための実務に近い感覚で書かれていて、妙にしっくりきました。 もうひとつ印象に残ったのは、「とにかくやってみる」というアウトプットの量の話です。完璧に整えてから動くのではなく、言葉にして、試して、直していく。その繰り返しが、自分のやりたいことを輪郭のある形にしてくれる。うまくいっているときほど油断しない姿勢も含めて、地に足のついた行動習慣の本だと思います。 自分の時間を取り戻したい人、周りに振り回されがちな人にとって、静かに背中を押してくれる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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