
認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい!
長谷川嘉哉
かんき出版 / 2018-11-08
この本について
年齢を重ねるほど、「最近ぼんやりすることが増えた気がする」「親の物忘れが心配だけど、何から手をつければいいのか分からない」みたいな漠然とした不安がじわっと出てきますよね。脳のことを考えると運動とか食事がまず浮かびますが、この本を読むと「あれ、口まわりってここまで影響してるのか」と静かに揺さぶられます。 刺さるのは、噛む力と脳の血流がこんなに直結しているのかというところ。噛む回数が足りない現代では、ガムを数分かむだけでも脳の働きが変わるという話は、自分でもすぐ試せるし、読んでいて妙に納得しました。さらに、歯周病菌の影響がアルツハイマーと関係する研究や、残っている歯の本数で医療費まで変わるというデータが淡々と出てきて、「口のケア=将来の自分の生活」をかなり現実的に感じさせてきます。大げさではなく、静かに効いてくるタイプの本です。 個人的に一番おもしろかったのは、舌まわしやオイルプリングみたいな、外出先でもこっそりできる方法がいくつも紹介されているところ。歯磨きができない時に唾液を出すだけでも違う、という視点はちょっとした安心にもつながります。完璧な習慣を急に作るのではなく、まずは「できる範囲」で口を動かす、という温度感も好きでした。 親のことが気になりはじめた人、自分の集中力や冴えが以前より落ちた気がする人にはとくに刺さると思います。無理なく日常に紛れ込ませられる工夫が多いので、口のケアを「義務」ではなく、「未来の自分をラクにする習慣」として見直したいときにちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




