
歯はみがいてはいけない (講談社+α新書)
森昭
講談社 / 2016-08-18
この本について
歯みがきって毎日しているのに、「これで本当に合ってるのか…」とどこか不安がつきまといますよね。特に寝る前にバタバタして、そのまま適当に磨いて終わり、みたいな日は、翌朝ちょっと罪悪感が残ったりします。僕もずっとそうで、でもどう直せばいいかまでは分からないままでした。 この本を読んで驚いたのは、「プラークがいちばん増えるのは寝ている間」という事実でした。だからこそ就寝前と起床直後のケアがすべての土台になる。しかも食べかすより“歯垢という細菌”を落とすことが本丸で、歯ブラシよりフロスが主役。道具もタイミングも、これまでの自分の常識とはまったく違いました。飲みすぎて帰ってそのまま寝るのが“ほぼ自殺行為”という話も、ちょっと身に覚えがあって冷や汗が出ました。 もうひとつ刺さったのは、歯の問題が単なる虫歯だけじゃなく、糖尿病や心筋梗塞、認知症にまで関わるという点です。口の中の炎症が全身に広がるメカニズムは、読んでいて怖さより「そりゃそうだよな…」という納得が勝ちました。歯を守ることが、生活の土台を守ることに直結する感覚が腑に落ちた瞬間でした。 毎日やることはシンプルで、起床後と寝る前に“フロス+音波歯ブラシ”、日中は食後に“フロス+舌回し”。無理に気合を入れるというより、生活の流れの中にすっと置けるやり方です。小さな習慣だけど、続ければ確実に未来の自分を助けるはず。 自分の口のケアにどこか自信が持てないまま来てしまった…という人には、かなり刺さる本だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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