
視力を失わない生き方~日本の眼科医療は間違いだらけ~ (光文社新書)
深作 秀春
この本について
パソコン仕事が続くと目が乾くし、スマホの光がしんどい日もあるし、どこまで気にすべきなのか自分でもよく分からないまま過ごしてしまうことがあります。目のマッサージは良いって聞く日もあれば、やらない方がいいという話もある。眼科に行っても何が正しいのか判断がつきにくいまま、なんとなく不安だけが残るあの感じです。 この本は、その曖昧さを一度フラットに整理してくれる存在でした。まず「眼はむき出しの臓器」という当たり前だけど忘れがちな前提を徹底して説明してくれるので、何を避けるべきで、何に気をつけたらいいかが急に具体的になります。たとえばブルーライトや強い刺激への弱さ、目をこする・洗うといった行為がどう影響するのかが、理由込みで理解できるので、日常の選択が少し変わります。また、ドライアイの仕組みや原因が丁寧に書かれていて、「ただ乾くから目薬」という雑な対処ではなく、自分がどのタイプなのかを考えるきっかけにもなりました。 もう一つ意外だったのは、医療側の事情まで書かれている点です。大きな病院だから安心という思い込みがどう成立しているのか、なぜ治療の質に差が生まれるのか、といった背景を知ることで、病院選びの基準も少しリアルになります。過度に何かを信じさせる本ではなく、自分の目を守るために何を判断材料にすればいいのかを淡々と示してくれる感じです。 目の不調を「まあこんなものか」と放置しがちな人や、情報が多すぎて結局どうしたらいいか分からなくなっている人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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