
東京医科歯科大学を首席卒業した名医が教える 世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか――科学的に正しい歯のケア方法
森下 真紀
ダイヤモンド社 / 2020-07-29
この本について
歯のケアって大事なのはわかっているのに、日々の忙しさの中でつい後回しになったり、情報が多すぎて「結局何をすればいいのか」がわからなくなることがあります。僕も同じで、なんとなく磨いているだけの日が続いていました。でも、この本を読んでからは、歯のケアが「将来の不安を減らすための生活習慣」にまで位置づけが変わりました。 特に刺さったのは、口内細菌がインフルエンザをはじめとした感染の“手助け”をしてしまうという話です。単なる口臭やむし歯の問題ではなく、身体全体のコンディションに影響するとなると、毎日の歯みがきの重みが変わります。さらに、プラークは食べカスではなく細菌の塊で、うがい程度では取れないという基本の部分も、自分が思い込みでケアしていたことを突きつけられました。そして、舌の奥のケアやフロスの正しい当て方など、「知っているつもり」で抜け落ちていた実践ポイントが丁寧に整理されています。 読んでみて思ったのは、歯のケアって“努力”ではなく“仕組み”なんだなということ。やり方を知ってしまえば、むしろ生活の手間が減る感覚に近いです。歯医者に半年に一度行くことの意味や、電動歯ブラシの使いどころなども現実的で、無理なく続けられる範囲の話ばかりなのもありがたいところです。 健康に関する情報に振り回されやすい人、あるいは「今の歯みがきで本当に足りてるのか?」と感じている人には静かに刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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