
自分史上最高のパフォーマンスを引き出す 知性を鍛える究極の筋トレ
井谷武
マガジンハウス / 2020-04-02
この本について
なんとなく疲れが抜けないとか、運動しなきゃと思いながら結局そのまま一日が終わる、みたいな日ってけっこうありますよね。僕も「やったほうがいいのは分かってるけど、何から手をつければ…」という時期が長くて、筋トレは意識の高い人だけが続けられるものだと思っていました。でもこの本を読んで、筋トレって“気合い”よりも“仕組み”なんだなと視点が変わりました。 まず、読者がよく保存していたのが「5分でもいい」「2日おきでいい」「ギリギリ10回できる負荷なら十分」という現実的なライン。ここがかなり響いたんだと思います。筋肉は休ませる時間も必要で、むしろそれが育つポイントになる。だから、毎日ヘトヘトになるまで頑張らなくていい。朝起きたら腕立てだけ、寝る前にスクワットだけ、みたいな生活に溶け込む“ちょい足し”で結果が出るという話は、忙しい人ほど救われるはずです。 もうひとつ印象的なのは、筋肉がただの“力”じゃなくて、身体の熱をつくったり、メッセージ物質を出したり、内分泌器官みたいに働いているという点。適当にやるプランクより、ちゃんと負荷をかけて関節を守る筋肉を育てるほうが長く動ける身体になる、というところも、年齢を重ねるほど無視できなくなります。著者自身が怪我から復帰した経験を持っているからこそ、極端な根性論ではなく、続けられる現実的な習慣の作り方が語られているのも読みやすかったです。 「気合いじゃなくて、科学的に筋トレしたい」「続かなかった自分を責めずにもう一度始めたい」という人に刺さる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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