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麦本三歩の好きなもの 第一集 (幻冬舎文庫)

麦本三歩の好きなもの 第一集 (幻冬舎文庫)

住野よる

幻冬舎 / 2021

累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約5時間47分
star総合評価 37/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 50%

この本について

最近、なんとなく「前に進めてないな」とか、「感情をうまく扱えないな」と感じる日が多い人っていると思います。自分では必死にやってるつもりでも、周りから勝手なイメージを当てはめられたり、「平気そうに見えるよね」と言われたりして、そのたびに少しだけ心がしぼむ。そういう、言葉にしづらい小さな疲れが積もる感じ、よく分かります。 『麦本三歩の好きなもの』は、そういうモヤモヤに大きな答えをくれるタイプの本ではないんですが、代わりに“日常の揺れ”をそっと肯定してくれるんですよね。たとえば、煮付けひとつ作れない自分に苦笑いしながらも、それをちゃんと「自分事」として受け止める感じとか。大きく変われなくても、今日を楽しめないわけじゃないよね、と言われているようで、読んでいると呼吸がゆっくりになります。そして、好かれ方や支え方に正解はないけれど、「分からないまま寄り添う」という距離の保ち方があるんだと静かに教えてくれます。 事件もドラマもほとんど起きないのに、読み終えると自分の生活にも少しだけ“好きなものの話”を増やしてみようかなと思える。そういうふうに、無理なく心の位置を少しだけ動かしてくれる本です。 日々の些細なことで落ち込んだり、他人の期待と自分の姿とのギャップに疲れている人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

麦本三歩には好きなものがたくさんある。歩くこと。寝坊すること。本を読むこと。食べること。仕事先の図書館では先輩に怒られがちだけど、大好きなチーズ蒸しパンを食べれば気分は上々。休みの日は、お気に入りの音楽を聴きながらひとり時間を満喫する―。何も起こらない毎日だけどなんだか幸せ。そんな三歩の日常を描いた心温まる連作短篇集。

目次

麦本三歩は歩くのが好き 麦本三歩は図書館が好き 麦本三歩はワンポイントが好き 麦本三歩は年上が好き 麦本三歩はライムが好き 麦本三歩は生クリームが好き 麦本三歩は君が好き 麦本三歩はブルボンが好き 麦本三歩は魔女宅が好き 麦本三歩はファンサービスが好き 麦本三歩はモントレーが好き 麦本三歩は今日が好き
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